耐火金庫のJIS（日本工業規格）が変わりました。
日本工業規格（JIS規格）では、1995年の阪神淡路大震災を教訓に、さらなる性能向上をはかるため、0.5時間の耐火試験、9.1mの高さから落下させる衝撃落下試験など国際的な基準を設けて、確かな品質を提供しています。
保管、収納する物に合わせてお選び下さい。
| 金庫のタイプ | 適 応 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 一般紙用耐火金庫 | × | × | × | × | |
| 磁気メディア | △ | △ | × | ||
| 防盗耐火金庫 | × | × | × | ||
| 収納する物 |
●一般用紙 |
●フロッピー |
●真珠 |
●書 |
●多額の現金 |
| 注意 | 庫内は、一般紙が燃えないように、177℃以下に保たれます。 | 磁気で記録された情報は、52℃〜65℃以下でも蒸気にさらされると磁性体が消えてしまいます。データセーフをご利用下さい。 | 火災時の高熱で変色・変質・ひび割れなどが生じることがあります。宝石類の耐熱温度についは、お買い求めの宝石店にお尋ねください。 | 高価な装飾品、細工物は、保管状態に敏感です。著しく変色・変形し剥脱するなど価値を失う恐れがあります。 | 夜間、休日の不在時に、工具等による金庫破りなど盗難に遭う恐れがあります。防盗耐火金庫をおすすめします。 |
耐火金庫の耐用年数は製造後20年です。
半永久的に使えると思われがちな耐火金庫ですが、耐火材である気泡コンクリートに含まれる水分が長期使用により気化してしまい、本来の耐火性を発揮することができなくなります。日セフ連では、耐火金庫の有効耐用年数の基準を20年として、これを目安に買換えやセキュリティーの見直しをおすすめしています。いざという時のためにも、お使いになっている金庫の製造年数をお調べ下さい。
取得規格
●JIS耐火性能試験合格品
本カタログの JIS規格対応商品には、下記の性能を示すマークを用いて表示しています。-
▫一般紙用
-
JIS30分
耐火試験合格品 -
JIS1時間
耐火試験合格品 -
JIS2時間
耐火試験合格品
-
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▫磁気メディア用
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JIS30分
耐火試験合格品 -
JIS1時間
耐火試験合格品
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▫防盗金庫用
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耐工具15分（TS-15）
試験合格品
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「業務用現金補償保険」のご案内
弊社製オフィスタイプ耐火金庫には、「業務用現金補償保険」が付帯されています。お買上げ日に、保険申込手続「申込書兼お客様控」に必要事項をご記入の上「業務用現金補償保険」制度事務局宛にFAXください。
約一ヶ月後に「加入者証」が届けられます。申込書控えはそれまで大切に保管してください。
保険の有効期間は１年間で、事故が発生した場合、後日送られた「加入者証兼事故報告書」に、事故内容を明記し、発生日から60日以内に「ダイヤセーフ業務用現金補償制度事務局」までFAXください。詳しくは係員にご相談ください。
— 最大で「100万円」限度の補償 —
金庫内収容中の業務用現金、小切手が補償対象になります。
扉や錠前、窓ガラスが壊されている、金庫がこじ開けられている、金庫ごと持ち去られ、盗難の痕跡があることが前提となり、警察への届出により盗難事故として受理され、事故証明書の提出が可能な場合に限ります。
火災、落雷、爆発などで業務用金庫に損害が生じた場合でも最大「100万円」限度の補償が受けられます。
ただし、有価証券、宝石、貴金属等、金庫自体の補償は対象外となりますのでご注意ください。
| 標準加熱試験JIS（日本工業規格）S1037 | 耐破壊性能試験（TS-15）JIS（日本工業規格）S1037・日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会規格 | |
|---|---|---|
| 試験方法 | 金庫を炉内で標準温度加熱曲線に従い規定時間加熱した後、炉内の火を止め、高温の炉内に放置します。 | 規定の工具を使い、1または2系列の試験をそれぞれ規定時間行う。 A：施錠機構への攻撃 B：扉のこじ開け、カンヌキへの攻撃 |
合格基準 | 一般紙用 庫内温度177℃以下で、中に入れた新聞紙が判読できること。 |
それぞれの試験で規定時間内に開扉または扉が取り外されないこと。 |
| 性能表示 |
一般使用 （単位：時間） |
耐破壊性能試験 （単位：時間） |
- JIS認証製品
- 第三者機関（登録認証機関）による客観的な審査・評価試験を行い、製品に対する性能・品質の信頼向上を目的としたJIS認証取得制度によって、JISマーク表示の認証を受けた製品です。
- 非JIS認証製品
- 主要な耐火性能や防盗性能のみを第三者機関（登録認証機関）で試験を行い合格。その他機能はメーカーの品質管理のもとに生産された製品です。